蔵人です。毎月発表されるBGGの激アツゲームランキング、今回は2月版を紹介いたします。
10位 Lost Ruins of Arnak

昨年11月からランクインし続けているHottest、Lost Ruins of Arnakが10位にランクイン。
日本でも支持されて、店頭在庫がない状態でしたが、今月末の再販が決まっています。
グッジョブ、ホビージャパン。
9位 Dune: Imperium
こちらも昨年10月からランクインし続けているHottestですね。Dune: Imperiumが9位にランクイン。
昨夏日本語版制作がアークライトから案内されてから、待ち遠しい状態が続いています。
先日は紹介しそこねてしまいましたが、昨年12月にアークライトからサンプルが公開されていました。
楽しみですね。
8位 Legacy of Yu
Raiders of ScythiaのShem Phillips先生の新作Legacy of Yuが8位にランクイン。
本作はソロプレイのみのボードゲームです。プレイヤーは夏の英雄にして初代帝の禹です。黄河の治水工事を行いながら、村々を発展させていきます。
あまりソリティアゲームを楽しむことはありませんが、日本だとこのあたりはShephyが知名度ありますね。
ソリティアが好きな方はチェックしてみてください。
7位 Outlive
第7位、outliveは2017年発売のポストアポカリプスがテーマのワーカープレイスメントボードゲームです。
ユニークな異なるチームのリーダーを操作し資源を集め6日間生き残りをかけます。
コレクターズエディションには個別のミニチュアがあり、ペイントによる楽しみも満喫できそうです。
6位 Marvel Zombies: A Zombicide Game
第6位のMarvel Zombies: A Zombicide Gameはマーベル・ユニバースを舞台にヒーロー達がゾンビになったボードゲーム。
ミニチュアが付属するボードゲームで、塗装することでより没入感が増しそうですね。
こちらはキックスターター発ですが、すでにプロジェクトは終了しているようです。
ただ、まだレイトプレッジを受け付けているようなので、気になる方は要チェックです。

5位 Final Girl
第5位にランクインしたFinal GirlはHostage Negotiatorのリメイク作品です。
こちらもソリティアゲームとなっており、プレイ人数は1人までです。このゲームはにコアセットに加えてフィーチャーフィルムと呼ばれるキャラクターと場面の拡張が最初から発表されています。コアセットに飽きたら、購入するのがよさそうです。ただし、ゲーム性を変えるものではなくあくまでパラメータの変化にしかならないので、ユニークなゲーム体験はそこまで長く続かないでしょう。
リメイク元のHostage Negotiatorと基本的なシステムは似ていますが、このゲームもミニチュアを追加することができ、より深い没入感のゲーム体験ができます。
こちらもソリティアゲームが好きなら、要チェックですね。
4位 La Granja: Deluxe Master Set
第4位にはLa Granja: Deluxe Master Setがランクイン。
こちらも2014年発売のボードゲーム、La Granjaのリメイク+拡張セットになっています。
La Granjaといえば、この特徴的なカードデザインですよね。
このカードを取得後、個人ボードの特定箇所に差し込んで参照…というボードの凝りようが面白いです。
こちらは2022年12月発売予定で、キックスターター受付中です。
原作未プレイな方も、この際豪華版が欲しい方もマストバイ!
3位 Total War: ROME – The Board Game
Total War: ROME – The Board Gameは同名ビデオゲームをボードゲーム化したもの。こちらは第3位にランクイン。
このゲームはウォーシミュレーションゲームなので2人プレイが一番燃えますね。
こちらはクラウドファンディングですが、すでにプロジェクト終了…

レイトプレッジがあるかもしれないので、要チェックです。
2位 Dwellings of Eldervale
Dwellings of EldervaleはLuke Laurieの新作ボードゲームです。第2位にランクインです。
Luke LaurieはTom Jollyとの合作でCryoが有名でしょう。Tom JollyはDrakonのイメージがありますね。
Dwellings of Eldervaleはヘクスグリッド系ゲームですが、そういったゲームではTwilight Imperiumが真っ先に思い当たりますね。ただそちらは宇宙4xなので詳細は異なります。
こちらはあまりマップが広くない印象。ただ、ミニチュアのディティールがよくファンタジーへ深く没入できそうです。(もちろん未塗装完成品です。)
こちらはキックスターター発ですが、現在一般流通版が制作中です。どうやら今年7月に発売の様子。

マストチェックですね。
1位 Ark Nova
第1位はArk Novaがランクイン。こちらは堂々の結果ですね。
やはりカード効果をメインに据えたセットコレクションということで、ルールは基本シンプル。(ルールブックが薄いわけではないです。)動物の檻の設置はタイルプレイスメントとなっており、得られる効果をどのタイミングで駆使するか判断が楽しいです。
なんといっても、各所で注目されていますが、このゲームをこのゲームたらしめているのはその独特な得点方法でしょう。2つのパラメータを上昇させていき、誰かがトラック上で交差させるまでゲームは続きます。パラメータ間の差が得点になるので、自分の動物園で得られる得点を効果的に伸ばす必要があります。特に保全点が動物園の動物構成に依存しているので、保全点カードを共有トラックから獲得し合うのが重要なインタラクションです。
個人的には、テラフォーミングマーズやウイングスパンと同じようにカード系の高評価ゲームとなると思っていますが、それらよりも運要素が少なくソリティア要素が高めなのでゲーマー向けと言えますね。
このゲームはマストバイ!!
総括
今月のHottestにはソリティアゲームが2つも取り上げられていました。
筆者はソリティアゲームはあまり好まないのですが、一人で黙々とプレイするのもよし、みんなで得点を競ってみるのもいい遊び方だと思います。
1位はArk Novaが堂々の1位でした。ゲームに複雑さは少なく、アクションも限られているのでこの先も高評価を受け続けるのではと思います。
当ブログでもプレイ記録を記載していきたいですね。
では、来月のBGG Top 10 Hottest Board Games: March 2022の紹介にてお会いしましょう。
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