【プレイ日記】秋のステファン・フェルトまつり(カルペディエム、ノートルダム、アメリゴ)

プレイ日記

こんにちは。ひらこめです。

先日、仲間内で「秋のステファン・フェルトまつり」が開催(?)されました。

ステファン・フェルトさんに関する説明は他の記事に譲るとして、今回はプレイしたゲームを淡々と紹介していきたいと思います。

カルペディエム

紀元前一世紀のローマにて都市開発を行うゲーム。

タイトルは、ラテン語で「その日を摘め」という意味で、「今日を生きろ、今を楽しめ」的な標語だそうです。

筆者は初プレイ。プレイ時間は1時間30分ほどで、2ゲーム行いました。

各プレイヤーは、自分の都市区画ボードに建造物が描かれたタイルを配置して都市開発を行います。

都市区画ボード

建造物タイルは七芒星のマップを行き来して獲得します。

線がつながっているところにしか移動できない。

ほとんどの建造物は複数のタイルから構成されるようになっているので、うまく連結させる必要があります。連結させて建物を完成させるとリソースを獲得できます。

全ラウンド終了時に最も勝利点の高いプレイヤーが勝利します。勝利点は、

  • リソースを消費して得点計算カードを獲得する
  • 都市区画ボードの枠に描かれている建造物を完成させる
  • 煙突のある家を完成させる(大きい家にするほどポイントアップ)

などの方法で獲得できます。

得点計算カード。絵柄が獲得できる条件を表している。

プレイした感想としては、リプレイ性とアブストラクト性のバランスが非常に優れているなと感じました。(ステファン・フェルトさんの作品全体に共有しているかも)

勝利点カード、都市区画ボード、供給されるタイルはランダムなので毎回違ったプレイが楽しめます。一方で、上記要素以外にはランダム性がほとんどないため、それらが公開された後は先々の計画がものを言います。

特に、都市区画ボードのタイル配置はやり直しがきかないため、より慎重な計画が必要です。

計画を練ってそれを実行する。文字通り、都市計画が楽しいゲームと言えますね。

勝利点カードや建造物タイルは早いもの勝ちなので、他のプレイヤーの動きを読む必要もあります。

ノートルダム

14世紀のパリにて様々な権力者・有力人物を買収し、名声を獲得するゲーム。

筆者は数年前に一度プレイしたきり。プレイ時間は1時間ほどで1ゲーム行いました。

意味もなく徹夜明けだったのと、飲酒して酩酊していたため写真を取り忘れました。(プレイ内容もそれはひどいことに…)

プレイヤーは、さまざまな効果のある施設と人物を駆使して、名声ポイントを稼いでいきます。

ラウンド終了時には疫病が蔓延する(!?)ため、病院や医療関係者を駆使してうまく対処しなければなりません。

ルールは以上。ステファン・フェルトさんの作品にしては珍しく、効果でプレイするゲームなので、施設や人物の効果を把握する必要があります。

人物カードは修道士、詩人、医師、弁護士などさまざま。色々な効果の人物から使いみちを考えるのもこのゲームのおもしろさですね。

アメリゴ

15世紀の大航海時代。船を走らせ大陸を開拓して、偉大なる探検家を目指すゲームです。

こちらも筆者は数年前に一度プレイしたきり。プレイ時間は2時間ほどで1ゲーム行いました。

ちなみにこの頃には酔いも醒めていたので写真があります。(ゲームにも勝ちましたよ~!)

本作最大の特徴は、なんといってもダイスタワー!

ダイスタワー!

ターン開始時色付きのキューブを放り込んで、出てきたキューブがそのターンに取れるアクションになるという、斬新すぎるシステムを採用しています。

写真を取り忘れたのですが、タワー内部は複雑に入り組んでいるので、放り込んだものが出てくるとは限りません。(数ターン前に放り込んだものが、押されて出てくることもある)

キューブは色によって、青なら船を動かす、緑なら島に建物を立てる、黒なら軍事力を強化する、など取れるアクションが異なるため、プレイヤーは出たキューブによって臨機応変な行動を取る必要があります。

そしてプレイヤー達が開拓する大陸(?)がこちら。ゲーム開始時にランダムに生成されます。

島々。複数のタイルから構成される。

プレイヤーは、船を動かして到達した島を開拓することができます。

島を開拓するほどポイント獲得。大きな島であればさらに多くのポイントがもらえます。

このゲームはなんと言っても、ダイスタワーに関する一喜一憂が楽しいゲームです。

ダイスタワーから出てくるキューブに全てが左右されるため、投入時は皆が固唾を呑んで見守ります(笑)

そして、「えーまだ黒出てこないの!」「青と緑同時に出てくんなよ!」みたいなリアクションをすることになります。

効率的な島の開拓には入念な計画が必要ですが、計画通りのアクションが取れるかは運次第なため、ある程度は臨機応変な状況判断が必要になります。

この計画を立てる楽しさと、臨機応変な状況判断の楽しさが両立しているのもこのゲームの特徴ですね。

おわり

ということで今回は、秋のステファン・フェルトまつり(?)の感想を書きました。

今回プレイしたステファン・フェルトさんの作品は、全体的にコンポーネントが魅力的で、先々の計画を立てる悩ましさが特徴だと思いました。

個別の紹介記事はまた改めて書こうと思います(写真を全然とっていなかったので…)

それでは、ご覧いただきありがとうございました。

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