蔵人です。毎月発表されるBGGの激アツゲームランキング、今回は4月版を紹介いたします。
10位 Cascadia
Cascadiaが第10位にランクイン。
1月から久々にCascadiaがランクインですね。
私はこのゲームをべた褒めしていますが、とても良いゲームです。
BGGのアブストラクトランキングで1位の評価も受けています。
最近のタイルプレイスメントといえばこのゲームという評価になりそうですね。
この度めでたく日本語版が発売されました。
ケンビル社から案内されているのでチェックしましょう。
9位 Darkest Doom
第9位はDarkest Doomです。
ミニチュアを用いた対戦ゲームで、クエストをこなしながらステータスを上げ、最後まで生き残ったプレイヤーが勝利です。なんとなく盤面からRunebound (Third Edition)を思い出しますね。まぁそちらは勝利条件が大きく違います。
作者はLukas LitzsingerでAndroid: Netrunnerなんかが有名ですね。
ミニチュアはかなりできがいいのではないでしょうか。
ぜひ塗装して遊びたいですね。
こちらはキックスターターのプロジェクトです。
すでにプロジェクトは終了していますが、レイトプレッジを受付中です。要チェック。

8位 Creature Comforts
第8位はCreature Comfortsがランクイン。動物たちが自分の巣を豪華にしていくゲームです。
ゲームジャンルはワーカープレイスメントでThe Castles of Burgundyのように、ダイスの目を使ってアクションを決めていきます。出版社はFossilisを出しているKids Table BGです。最近アツいゲーム出版社ですね。
ゲーム盤面がかわいらしいですが、アクションエリアが少ないので4~5人でプレイするとかなりリソースが伸びない厳しい戦いになりそうです。その辺The Castles of Burgundyと一緒ですね。
7位 Dune: Imperium
第7位には満を持して日本語が発売されたDune: Imperiumがランクイン。
みなさん待ち遠しかったですね。一瞬で品切れして私は入手できませんでした。
手に入らなかった同士諸兄は再販を待ちましょう。
6位 Long Shot: The Dice Game
第6位はLong Shot: The Dice Gameは競馬のボードゲームです。
Long Shotのダイスゲーム版です。Camel Up (Second Edition)よりもより真面目に競馬してますね。
オッズノートにベットを書き込んで馬券を買うゲームシステムは面白いです。
宝塚記念が終わったら夏はこのゲームで身内G1開催でしょうか。原版は入手難しいのでこちらを遊ぶのが良さそうです。
5位 Nightmare Cathedral
Nightmare Cathedralが第5位にランクイン。デザイナーはBłażej Kubackiで、La Granja: Deluxe Master Setに携わっています。
奇怪なデザインのミニチュアはポーランドの彫刻家Zdzisław Beksińskiのデザインだそう。いい感じにキモいですね~。
私はwarhammer40kのティラニッドが好きなのでかなり刺さります。
こちらは4/15でプロジェクト達成してます。レイトプレッジに期待ですね。

4位 Return to Dark Tower
第4位のReturn to Dark TowerはDark Towerのリメイク作品となっています。
こちらは約束された神ゲーしれません。なんといってもデザイナーにGloomhavenのIsaac ChildresとPandemic Legacy: Season 1のRob Daviauが参画しています。これは協力要素に特別の期待がかかりますね。
ミニチュアもかなりいいできです。
キックスターターからレイトプレッジ等の続報はあるのか、マストチェックです。
3位 Ark Nova
第3位はArk Novaがランクイン。
BGGのOVERALL順位も25位まで上がってきました。

このゲーム私が優れていると思うのはカードの豊富さに対して、あまりにも弱すぎるカードがないことでしょうか。Terraforming Marsのように引いてあまりに残念なカードは少ないかなと思います。保全カード次第ではあるのでそこに介入しにくいのは賛否両論ある部分の一因かもしれません。
同じ動物モチーフでもWingspanよりこちらのほうが好みですね。
そういえば、休憩のマグカップ駒があまりにマグカップではないので、世の中には自作マグカップで代用する方もいるようです。
あの駒はもう少しなんとかならなかったのかと思ってしまいます。
以前からアナウンスされている再販ですが、工程に遅れが生じているようです。気長に待ちましょう。
2位 Encyclopedia
第2位にランクインしたEncyclopediaは、…どうも私はダイスワーカープレイスメントとセットコレクションに目がないようです。とても気になるゲームですね。
直近では今月3位にランクインしているArk NovaやThe Castles of Burgundyに近いですかね。カラフルなダイスを使う点でBrugesも彷彿とさせますね。ゲームシステムは違いますが。
他人のリソースを参照するあたりはOn Marsからもインスピレーションを受けてそうです。
キックスターター発ですが、gamefoundでレイトプレッジを受付中です。

日本語版アナウンスはないですが、リソースに言語依存はないので和訳でプレイできそうです。マストバイ!?
1位 Dead Reckoning
第1位はDead Reckoningがランクイン。
このゲームはダイナミックなキューブタワーが魅力です。
こんなにキューブタワーで興奮するのはAmerigo以来なんですが、みなさんはどのキューブタワーに興奮しますかね?
ゲームシステムはデッキビルドとエリアマジョリティが主で、カリブ海で私掠船に乗り富を築くゲームです。
なんといってもゲームの拡張をゲームプレイ中のアクションで開放していく点ですね。
これらは入手後即時にゲームに適用できるのではなく、ゲーム内で開放していく必要があります。ユニークですね。
キックスターター発ですが、すでにレイトプレッジも締め切られてしまっています。
一般販売を待ちましょう。
総括
今回のHottestはかなり気になるゲームが多くランクインしてるのではないでしょうか。
特に4位のReturn to Dark Towerと2位のEncyclopedia、1位のDead Reckoningが気になりますね。Return to Dark TowerはあのGloomhavenのデザイナーが関わっているので協力周りのゲームシステムに大変期待が集まります。
Encyclopediaはマストバイ、みんなで自然史百科事典を作りましょう。このところ多いカード主体のゲームでのインタラクションの低さをきちんと織り込んでくれてるとなおよしです。
Dead Reckoningのキューブタワーはワクワクするしかないでしょう。残念ながら入手するのは現状時間がかかりそうですが、言語依存の少ないゲームと思われるので一般販売されしだい輸入したいですね。
では、来月のBGG Top 10 Hottest Board Games: May 2022の紹介にてお会いしましょう。
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