蔵人です。毎月発表されるBGGの激アツゲームランキング、今回は11月版を紹介いたします。
10位 Anno 1800
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あのPCゲームシリーズ、Annoがボードゲームになった。Anno 1800が10位にランクイン。
カード主体の本作はBig Cityよりライトなまちづくりになりそう、と思いきや、BGGでのComplexity Ratingは3.14と想像以上に複雑そう。
作者は…おっとMartin Wallace、こちらで早く察するべきでしたね。
ヴァリアブルセットアップですが、プレイ感はPuerto Ricoって感じでしょうか。機会があればプレイしてみたいですね。
9位 Ark Nova
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第9位には動物園設計ゲームのArk Novaがランクイン。
このゲーム気になりますね。作者はこれがデビュー作のMathias Wigge、BGG上には他に作品は登録されてません。
基本システムはカードドラフトですが、カードの効果は盤面に出てから決まるようです。
私のカードドラフトで好きなゲームはNotre DameやThrough the Ages: A New Story of Civilizationですが、それらはカードは手札の時点で効果が決まってます。
本作はさらに盤面まで不確定要素があるので、大いに悩むいいゲームに感じますね。マストバイ。
本作はこちらで予約受付中のようです。

8位 The Elder Scrolls V: Skyrim – The Adventure Game
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ビデオゲームのボードゲームが2作目、こちらはあのビッグタイトルのボードゲームです。
第8位はThe Elder Scrolls V: Skyrim – The Adventure Gameがランクインです。
今作はSkyrimにDragonbornがやってくる前の話。ブレイズの生き残りとしてホワイトラン、リフテン、ソリチュードといった各ホールドを旅しクエストを進めていきます。
ビデオゲームでの衝撃から8年が経ってますが、まさかのボードゲーム化、驚きですね。
こちらはgamefoundでのプレッジ受付中です。思い出に浸りながらもう一度スカイリムの大地を駆けたいですね。
本作日本語サポートも交渉中とのことなので買ってみてもよいですね。
プレッジはまだ受付中なので気になる方は要チェック。

7位 Boonlake
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私たちにいつもしびれるゲーム体験を届けてくれるAlexander Pfister先生の新作が7位にランクイン。
先生の作品というだけでマストバイ。Mombasa、Broom Service、Great Western Trail、Maracaibo、他にも数々の傑作がありますが、みなさんはどれが一番好きでしょうか?
このBoomlakeもその傑作の仲間入りでしょう。今作はタイルプレイスメント、ワーカープレイスメントの要素があるのでこれまでとは一味違うゲーム体験がありそうです。楽しみですね。
6位 Too Many Bones
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2017年のキックスターターゲーム、Too Many Bonesがまさかの6位にランクイン。
ゲームシステムは協力ゲーム。特徴的なのはチップでコマを表現しスキルをダイスで獲得していくところ。
いやぁこのゲーム、私は動画を見るまでまったくフォローしていませんでした。この特徴的なゲームシステムは是非触ってみたいですね。
ただ、発売はキックスターターで現在も日本語版のアナウンスはなし。輸入して和訳するのもアリですね。
5位 Lost Ruins of Arnak
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今国内で一番卓が囲まれてるかもしれない(当社比)Lost Ruins of Arnakが5位にランクイン。
このゲームの卓はいろいろなところで見かけますね。ゲームカフェやゲームショップで体験卓や野良卓を見てついつい見入ってしまいます。
ゲーム自体は去年のものですが、今年には拡張も出て更に盛り上がっていますね。
4位 Wayfarers of the South Tigris
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Wayfarers of the South Tigrisは4位。
といってもこのゲームまだ前情報があまりありません。チラリとyoutubeで盤面が紹介されていますが、コストの変わるカード取得はThrough the Ages: A New Story of Civilizationを感じますね。
作者はWest KingdomシリーズのShem PhillipsとS J Macdonaldのコンビ。BGGのOVERALLで100位圏内実績のある作者なので安定感ありそうです。
3位 Weather Machine
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あのOn MarsやKanban EVで激アツのVital Lacerda大先生の新作、Weather Machineが3位にランクイン。はいマストバイ。
盤面がOn Marsよりきれいですね。
まだキックスターターでプレッジ開始前ですが、是非購入しておきたいですね。
2位 Dune: A Game of Conquest and Diplomacy
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あの映画のボードゲームが2位にランクイン。
Dune: A Game of Conquest and Diplomacyは1979年出版のDuneのリインプルメントです。
Duneの作者はあのCosmic Encounterの3人、Bill Eberle、Jack Kittredge、Peter Olotka、これは期待できますね。
2019年にもコンポーネント一新されたDuneが発売していますが、今作はコンポーネントをさらに映画版にリプレイスした作品のようですね。
映画を見て世界観にどっぷりつかってプレイしたい一品です。
1位 Dune: Imperium
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さぁ第1位は先月のランキングで5位でしたね。早速今回のランキングにも登場のDune: Imperium。
前回の紹介では私の調査不足で日本語化の案内がないと記載しましたが、アークライトが日本語化を制作中ですね。大変申し訳ございませんでした。
マストバイ、発売されたら買うしかありません。
総括
今月はビデオゲームが元ネタのゲームがランクインしたり、大先生の新作が取り上げられたりと物欲を掻き立てる豪華なランキングでしたね。みなさんはキックスターターばかりで実際の商品が手に入るのが待ち遠しいですが、それまでは先生の過去作で埋め合わせたいと思います。
では、来月のBGG Top 10 Hottest Board Games: December 2021の紹介にてお会いしましょう。
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