今回は、ダイスタワーを使った斬新すぎるデザインが特徴の『アメリゴ』について紹介します!
概要
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 90分 |
ゲームジャンル | タイルプレイスメント |
ルールの複雑さ | やや複雑 |
ルールは若干複雑ですが、プレイ中に悩むことはあまりなく、ダウンタイムも短めなので、中〜重量級のボードゲーム入門にもってこいです。
ただし箱がとっても大きいので置き場所には注意してください。
『アメリゴ』はどんなゲーム?
時は大航海時代。アメリゴ・ヴェスプッチに続け
15世紀の大航海時代。船を走らせ大陸を開拓して、偉大なる探検家を目指すゲームです。
プレイヤー達が開拓する大陸(?)がこちら。海といくつかの島々からなります。

このマップは複数のタイルから構成されており、ゲーム開始時にランダムに生成されます。

船を走らせ島に上陸、タイルを配置して開梱
プレイヤーは2隻の船を持っており、これを動かすことで島に上陸することができます。

上陸した後は、建物タイルを購入、配置することで島を開墾できます。

本作最大の見どころ、ダイスタワー
本作最大の特徴は、なんといってもダイスタワーです!

ターン開始時に色付きのキューブを放り込んで、出てきたキューブがそのターンに取れるアクションになるという、斬新すぎるシステムを採用しています。

タワーの内部は複雑に入り組んでいるため、投入したキューブがそのまま出てくるとは限りません。数ターン前に放り込んだものが、押されて出てくることもあります。


前のラウンドで放り込んだキューブが押されて出てきた。
キューブは色によって、青なら船を動かす、緑なら島に建物を立てる、黒なら軍事力を強化する、など取れるアクションが異なるため、プレイヤーは出たキューブによって臨機応変な行動を取る必要があります。
『アメリゴ』はここがおもしろい!
ダイスタワーから生まれる、一喜一憂のドラマ
このゲームはなんと言っても、ダイスタワーに関する一喜一憂が楽しいゲームです。
ダイスタワーから出てくるキューブに全てが左右されるため、投入時は皆が固唾を呑んで見守ることになります(笑)
そして、「えーまだ黒出てこないの!」「青と緑同時に出てくんなよ!」みたいなリアクションをとることうけあいです。
開拓の計画をじっくりと考える悩ましさと、パーティゲームのような盛り上がりが両立している珍しいゲームと言えますね。
入念な計画と、臨機応変な対応
効率的な島の開拓には入念な計画が必要ですが、計画通りのアクションが取れるかは運次第なため、ある程度は臨機応変な状況判断が必要になります。
このような、計画を立てる楽しさと、臨機応変な状況判断の楽しさが両立しているのもこのゲームの特徴です。
まとめ
今回は、ダイスタワーによる一喜一憂が楽しい『アメリゴ』について紹介しました。
このゲームは中量級〜重量級に属するゲームですが、そのアトラクション性から、ボードゲーム入門にもうってつけだと思います。
ぜひ皆さんも、ゲーム好き同士で集まって、島の開拓で盛り上がってみてはいかがでしょうか。
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